落合武司作詞・にしおかたかし作曲 ヤンタン今月の歌
シモンズは大阪府田中ユミ、玉井タエの女性フォークデュオ。名前は二人がファンであった「サイモン&ガーファンクル」のサイモン(Simon)をローマ字読みしたもの。
二人は高校時代からベッツィ&クリスのカバーなどを歌ってライブ活動をしていた。毎日放送ラジオの『ヤングタウン』のオーディションで合格。高校卒業後に上京しRCAレコードから「恋人もいないのに」でデビュー。デビュー曲は「あの素晴しい愛をもう一度」になる予定であったが、この曲は北山修と加藤和彦が唄うことに決まったため、急遽「恋人もいないのに」になった。この曲は60万枚[1]を超える大ヒットとなり、1971年の第13回日本レコード大賞では新人賞[2]を受賞した。
人気絶頂の1974年、玉井タエの後藤次利との結婚を期に休止した。
1978年にテレビドラマ主題歌を歌うことによりに一時的に活動を再開するも、翌年の玉井タエの離婚により本格的に解散した。