東辰三作詞・作曲、平野愛子歌唱による歌謡曲。1947年(昭和22年)、当時新人歌手であった平野が歌った、終戦直後流行歌である。
歌詞には具体的な地名は一切登場せず、この曲の舞台となる「港」がどの港であるかは定かではない。横浜市にこの歌のタイトルを冠した「港の見える丘公園」があり公園内には歌碑もあることから横浜の歌として親しまれているが[1]、東辰三の出身地である神戸の歌としても親しまれていて[2][3]、東の息子である山上路夫は、「どこが歌の舞台なのか、よくわかりません。(横浜と神戸)二つの港町のイメージをだぶらせて作ったのではないでしょうか」[4]と述べている。
ザ・ピーナッツの「手編みの靴下」(作詞:岩谷時子/作曲:宮川泰)は、この歌がベースとなって誕生した。そして更に岩谷が詞を改作したものが、園まりの「逢いたくて逢いたくて」である
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