郷愁漂う名曲『故郷の空』の原曲は、スコットランド民謡『Comin Thro’ The Rye(ライ麦畑で出逢ったら)』、作詞は、『蛍の光(Auld Lang Syne)』で知られるスコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズ(Robert Burns/1759-96)。
一般的に「性」に寛容的な国民性を持つといわれるスコットランド、そんな古き良き時代を開放的な若い男女のライ麦畑でのやりとりを通して大らかに描いている。身の丈ほどの高さに成長するライ麦。いったんライ麦畑の茂みに入ったら、中で何をしていても外からは見えない。そんなライ麦畑の中で、男と女が出逢ったら・・・。
明治21年に大和田建樹(鉄道唱歌などで有名)が訳詞した。詞の内容はまったく変わっています。 「誰かさんと誰かさんが麦畑・・」の方が原詩に近いですね・・。
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