◆唱歌・抒情歌1911/M45迄

幼いハンスちゃん(てふてふ)

愛情込めて育てた我が子「ハンスちゃん」、
ある日母に言いました。
「僕は世界をめぐる旅に出ます」。
母は悲しくて言葉がでませんでした。
でも目は「元気で帰っておいでと」訴えていました。

長い年月が経ちました.・・
ある日、村にひげ面の大男が訪れました
村人は怖がりました.
でも母は一目でハンスと分かりました♪

長野県出身の伊沢修二は、ジョン万次郎に英語は習い、苦学して
文部省官僚になり、音楽の近代化のため唱歌集の編纂にとりくみました。
でも当時に西洋音階の作曲家がいなかったため野村秋足(あきあし)らに採譜
を命じました。
野村秋足は欧州で人気だった「幼いハンス」に歌詞を付けました。
47(よな)抜き音楽に混じり、この曲は唱歌集に載りました。
日本の西洋音階の曲は、唱歌集の為のこの翻訳唱歌から始まりました。
何という曲か分かりますか?

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