◆流行歌1940/S15~S19

湯島の白梅 昭21

昭和17年(1942)7月、東宝映画『続婦系図』(マキノ正博監督)の公開に合わせて、『婦系図の歌―湯島の白梅―』として作られました。当時の新聞広告では「東宝映画主題歌」となっていますが、映画の中では歌われていません。戦後、『湯島の白梅』と改題されました。

 『婦系図』で、東京本郷の湯島天神社頭で、早瀬主税がお蔦と交わす次のセリフは 早瀬 月は晴れても心は暗闇だ・・・お蔦 切れるの別れるのって、そんな事は芸者の時に云うものよ・・・私にゃ死ねと云って下さい。
 尾崎紅葉の『金色夜叉』、徳富蘆花の『不如帰(ほととぎす)』とともに、明治の三大メロドラマともいうべき作品で、大ベストセラーになりました。3つとも、人口に膾炙(かいしゃ)した名ゼリフが含まれていることで有名です。

引用→「二木紘三のうた物語」http://duarbo.air-nifty.com/songs/2010/02/c-s.html

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