バーンスタイン作曲のミュージカル・ナンバー 1944年のミュージカル『オン・ザ・タウン』から生まれたヒット曲。 ビル・エヴァンスがオリジナル・アルバムで4回とり上げたことで、ジャズのスタンダードとなった。
最初のレコーディングは58年のリーダー第2作『エヴリバディ・ディグス・ビル・エヴァンス』(Riverside)セッション。 この曲を弾いているうちにインスパイアされて自作曲「ピース・ピース」が出来たというエピソ−ドもある。決定版とも呼べる61年の『ワルツ・フォー・デビー』(Riverside)バージョンはリリカルで幻想的でもある曲調ゆえに、まるでエヴァンスのために書かれた曲だと思えるほどイメージがぴったり。
引用~https://smcb.jp/communities/27481/topics/1700745
モニカ・ゼタールンド[1](Monica Zetterlund、1937年9月20日 – 2005年5月12日)は、スウェーデンの歌手・女優。本名は、Eva Monica Nilsson。優れたボーカリストとして知られ、特にジャズ作品が有名。共演者は、ルイ・アームストロング、ビル・エヴァンス、スタン・ゲッツ、スティーブ・キューン、クインシー・ジョーンズなどの国際的なジャズ音楽家のほか、Georg Riedel、Egil Johansen、Arne Domnérus、Svend Asmussen、Jan Johanssonといった北欧のジャズメンなど。穏当で、はかなげで、詩的といった、彼女ならではのサウンドを引き出し、北欧ジャズの顔と言える存在となった。1964年にビル・エヴァンスと録音したジャズ・アルバム『ワルツ・フォー・デビイ』が高い評価を受け、彼女自身も「自分のベスト」と語る出来で、誇りにしていた。